親戚の知り合いの方が、日産セレナの鍵を
紛失してしまったそうで、当店に 鍵製作依頼が入りました。
場所は うるま市です。年式等、鍵の特徴を訪ねると、
どうやら イモビライザーはなさそうです。
出動です。現場へ到着して、セレナのメーターや、ドアの
鍵穴周辺を観察します。やはり、イモビはなさそうです。
鍵穴を覗いて,ピッキング。
配列的に、やりやすい物になっていました。
解錠後、段差もわかりやすくて、すぐに終わるだろうと
思っていました。私は日産車の鍵製作はまだ少ないです。
キーブランクを削り、鍵穴にさします。
おや、回らないぞ。読み間違いか?と思い、
他のパターンを試しますが、できません。
全然回る気配がしません。やむなく、
シリンダーを取り出して、番号から、キーブランクを
削ります。おかしな事に,私が最初に読んだ、段差と
同じでした。削られぐわいが悪かったのかな?
と思い、丁寧に削ります。よし、終わったぞ!!
と思って、鍵穴に鍵をさします。しかし、回りません。
どうなってるんだ?と驚きました。
調べていて、気づきました。サンプルキーが
11タンブラーになっていて、それに気づかず削っていたのです。
改めて、削り直して 無事完成しました。
ご依頼ありがとうございました。